| 山形力を全国に！！ |
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山形力を全国に！！
今年４月からプロサッカーチーム「モンテディオ山形」を運営する、社団法人 山形県スポーツ振興２１世紀協会（通称：スポーツ山形２１）の理事長に就任いたしました。どうぞよろしくお願い申し上げます。
当協会は、べにばな国体終了後の１９９８年に官・民・スポーツ界の協働により産声を上げ、１９９９年よりプロサッカーリーグのＪ２に参戦、２００９シーズンからはＪ１へ昇格し厳しい戦いを続けております。又、現在、女子駅伝チームとして２名の選手を採用し、全国都道府県対抗駅伝で上位進出を狙うべく、選手は日々練習等に取り組んでおります。更には、県内の子供達にサッカーを通じてスポーツの楽しさを体験してもらおうと、幼稚園や小学校の子供達の巡回指導を事業の柱の一つとして取り組んできております。
今年は、Ｊ１昇格２年目となり、ホームゲーム開催（ＮＤソフトスタジアム山形）時には、県外のアウェーサポーターを「おもてなしの心で迎える」取り組みが広がり、地元の温泉組合や商店街組合等を始めとして、いろんな場所や場面で地域の活動が行われるようになってきました。サッカー観戦だけではなく山形県のリピーターを増やす為の積極的な取り組みが、地域から芽生えてきていることを大変うれしく感じております。
社団法人とは言え、プロサッカーチームを運営する以上、「強い意志」で「前へ」舵を取り、継続的にＪ１の舞台で活躍できるように、そして「定着」させていく必要があります。２００９シーズンの決算では、年間事業費約１１億円とＪ１クラブでは最下位であり、他のＪ１クラブは２０億円を超える規模となっています。山形県内には、他クラブのスポンサーのような全国的な企業も尐なく、多くの山形県関係者からの支援が必要不可欠になっています。
私は、当協会の会員制度である正会員、賛助会員、ファンクラブ会員の皆様や、年間シートの皆様、１回でも２回でもご観戦に来場下さる皆様、試合会場に広告看板を掲出して企業の露出や価値を高めてもらう等のスポンサーの皆様、この支援の輪を広げていくことを進めてまいります。事務局スタッフも最小限の人数で活動しており、全ての皆様に顔を出すことは難しいかもしれませんが、精一杯努力しますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。 |
| 文：川越 進（六七会） |
| ＞＞ 会報 第６１号より |
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